会話の仕方
アマチュア無線において、会話をする場合、HFやSSBではちょっとこれとは違うので
ライセンスを手にしてまず、電波を出すのはだいたい、430MHzか144MHzのFM
だと思うので、そちらのやり方を書いておきます。あくまでも当局はそうしてると
言うだけなので、これが正解かも分かりませんが・・・。
CQ(会話出来る方を探す)の出し方 144/430MHz FM
1.無線機の電源をつける
2.メインとなる呼び出し周波数に移動する。
144MHz -> 145.000MHz(メイン呼び出し周波数)
430MHz -> 433.000MHz(メイン呼び出し周波数)
3.数分受信して、他の方が呼び出していない事を確認する。
4.一度、メイン周辺の周波数を受信して使われていない周波数を探す。
145MHz なら 144.800~145.200くらいで探してみる。
433MHz なら 432.800~433.200くらいで探してみる。
数分聞いて、使ってなさそうなら、マイクをもってPTT(送信スイッチを押す)
こちらは、J●●●●●です。こちらの周波数お使いでしょうか?
混信妨害ありませんでしょうか?
PTT(送信ボタン)をはなして、30秒程度待ってみる。
これを2~3回程度実施する。
最後に何も応答が無ければ、その周波数を覚えるかメモをとる
5.メインの呼び出し周波数にもどる
6.CQを出してみる。
ハローCQ・ハローCQ こちらは、J●●●●●です。
ご入感局・ワッチステーションいらっしゃいましたら
次回、(4で確認した周波数)●●●.●●●にて再度コールいたします。
7.4で確認した周波数に移動する。
8.CQを出す。
ハローCQ・ハローCQ こちらは、J●●●●●です。
ご入感局・ワッチステーションいらっしゃいましたら
コンタクトよろしくお願いします。
9.受信して、反応をまって、適時8を繰り返す。
それでも、相手が見つからない場合は、再度5~8を繰り返す。
相手から応答があった場合
1.まずは、相手のコールサインを聞いてメモをとる
2.相手からの送信が終わったら、PTT(送信ボタン)を押して
1でメモをとったコールサインを復唱して、こちらのコールサインを伝える。
例>J●●●●●局、ピックアップありがとうございます。
こちらのコールは、J●●●●●です。オペレーターは、
●●●(運用者の名前)です。初めまして、よろしくお願いします。
でいったん相手に返す(PTTボタンを放す)
3.相手から折り返し、コールの復唱と相手のオペレーター名とReportが
おくられてくるので、その際無線機のメーターで表示されている
相手の電波の強さを見ておく。
その際、メーター読みで信号強度1~9と了解度を追加したフォーマットでメモをとる
例>例えば、メーターで電波の強さ(信号強度)が7だとすると、
がんばって聞き取らないと行けない音声ではないはずなので、5を追加する。
先頭の5が4になり3になる場合は、無線機のメーターがまったく
表示されていないか?ノイズにまみれて、耳を澄ませばなんとか
聞こえるくらいであれば、41とか31とかで返信を行う。
詳細は下記表を見てください。
了解度
信号強度
4.レポートの交換までおわったら、後は適宜雑談程度して
初めての方だと、また繋がりましたらよろしくお願いします。
で通信を終わってしまうのもよいと思います。
その際、カード交換は?と言われることがありますが
JARLに加入してカードを用意出来る場合は、JARLにお回ししますで
交換してあげるとよいと思います。
JARLに入られていない場合は、ノーカードでとお伝えすると問題ないと思います。
だいたいの流れは、そんな感じです。
アマチュア無線で使われる用語を少し
アマチュア無線のコールサインを伝える際に、
つたわりやすいようにコード(フォネティックコード)を共通で使ってます。
アマチュア無線に限ったわけではないですが、航空無線などでも使われてます。
下記を見ながらご自身で取得したコールサインを
フォネティックコードで言える用に準備しておくとよいと思います。
当局なら以下の通りです。
ジュリエット(J)・キロ(K)・ワン(1)・デルタ(D)・エックスレイ(X)・ケベック(Q)となります。
ヒント:
サンチャゴやキロワットと言われる方もいらっしゃいますが
これEU圏では正しいフォネティックコードです。
聞き慣れないと何?って思いますが、
くれぐれもただしいフォネティックコードで
言ってくださいとか言わないで下さい。
トラブルはない方がいいに越したことはないので。
中には、話し方・表現方法や言い方などでお叱りを受ける場合があります。
その場合も、無線はもう嫌だってならず、そういう人もいるんだ位で
気にしない方が良いです。私も時々めちゃくちゃ怒られますw
Q符号もよく使われます。
主にQTH/QRAなどは多く使われています。
その他
73やFBもよく使われます。
BFはFBの逆となりますので、いけてない事を意味しますので
間違ってもその無線機はBFですねって言わないようにご注意ください。
詳細は下記の通りです。