~目次~
1. WIRES-Xとは
2. どこが違うのか?と利点と欠点
3. 設置に至った経緯
4. ノード局をあげる前
5. 現在の構成図
5.1 回線情報
6. お知らせ
6.1 PC入れ替え理由
6.2 周波数やアクセス可能地域や出力など
7. アクセスマップ
8. ご利用方法について
9. 当ノードチャンネル
10. 注意事項
10.1 メンテナンス情報について
11. WIRES-X 監視
12. 災害発生時
13. 今後については
14. 違法無線局との戦い💦
15. アクセス報告掲示板にて報告してQSLカードを手に入れましょう。
16. WIRESで管理者と話してみたい
17. トラブルシューティング
WIRES-Xとは
広域レピーター等と根本的に違う部分として
途中インターネット網を通っている点が上げられます。
どこが違うのか?と利点と欠点
種類 | 概要 | 利点 | 欠点 |
---|---|---|---|
広域レピーター | 昔ながらの広域レピーターは、山の上やビルの上などロケーションが良い場所に設置し遠くまで電波を届けようとする技術である。 | 遠くまで電波を届ける事が可能。ネイティブなFM波の為、音声は比較的温かみがあり聞きやすい。 | ロケーションがいいとはいえ、10wの電波出力なので限られているサービスエリアしか届かない。 |
D-STAR | 広域レピーター間をインターネット回線で接続しよりワイドエリアに対応可能となった。運用はJARLが運用し、レピーターの製造はICOMが製造している。 | 接続される無線機を認証し登録する手間はあるが、別のレピーターをワッチしている場合、追尾してワッチしているレピーターから電波を出すことが可能になった。 また、ターミナルモードでD-STARの直接波が届かない場所にいても、ターミナルモード対応の無線機+インターネット回線でD-STARにアクセスでき声を出すことが出来る。 D-Moniter+無線機等を使えば、常時地域にあるD-STARをワッチしたり、そのD-STARから声を出したりが出来る。海外にもD-STARが設置されているので、海外D-STARへGWすることが可能 | コールサイン等の登録がないと使えない。 昔ながらの広域レピーターはアナログであり、D-STARはデジタルなので一切の互換性がなく、ICOMが製造販売している機器を購入し設置する必要がある。 個人では設置できない。最低減クラブ局にしてメンバーが最低3名以上居ないと設置することが出来ない。 |
WIRES-X | 八重洲無線がサービスを提供するマイクロバブル方式の広域無線ネットワークである。 | 個人が自由に設置することが出来る。 ノード局と呼ばれている局が近くにない場所に開設すると、その一帯でWIRESを使える様になる。 HRI-200を使わずに、無線機とPCとインターネット網でPDNを展開することも出来る。 山奥とかでインターネット回線があるけど、WIRES-Xのノード局が近くにない場合はおすすめ。海外ノードもあるのでいろんな国の会話をワッチすることが可能である。 途中インターネット網を経由しているので、絶対電波が飛んでいかないような場所の方と安定してお話をすることが出来る。 | 無線機など個人負担が結構ある。運用には、PC・無線機・安定化電源・アンテナ・同軸ケーブル・HRI-200等の機材が必要。 最小限で見積もっても10万以上+毎月のインターネット網の回線代+電気代+PCの保守費用が必要である。 |
設置に至った経緯
当局は、もう30年位前に当時電話級を取得し
5年間有効期間がある間だけ運用し、その後免許状を失効し
2年くらい前まで寝かせていた。その頃コロナ渦になり
仕事はテレワークのリモート中心となった。
そこで、当時流行始めていたデジタル簡易無線である。
免許不要で、簡単な登録と電波使用料だけで
誰でも使うことが出来るという無線機であり
何気に5wも出力をだせるという無線機があるのを知って
買ってしばらく運用していたが、そういやアマチュア無線をもっているんだって
思い起こし、1エリアにてコールサインを取得し再開局となった。
その上で、VoIP技術があるのは知っていたが
その当時、WIRES-Ⅱでアナログサービスであった為
DTMFでの操作感がいまいちだなと興味も持たなかった。
WIRES-Xになったからデジタル化されて
操作感などが改善され次第に興味が出てきた為
HRI-200を購入し、FTM-400との組み合わせで
ノード局を開設に至った。
ノード局をあげる前
ノード局リストをみて、地域や周波数等かなり吟味した上で
当時は、430.820MHzあたりで数日ワッチして
クラブ局やその他WIRESが稼働していないかを確認して
10wでノードを24時間運用を開始しました。
その後、近隣周波数でノードを立ち上げられている局から
S2位でかぶってしまっているので、
周波数移動してくださいと連絡があったので、
当初QRP1wで運用としましたが、
流石にユーザビリティと少し離れて距離があると安定性にかけるので
現在の周波数に変更し20w化して現在に至ります。
そして、少し思う事としてはWIRESのナローモードで、
奇数周波数にて運用の局とかぶってしまったのですが
結局ナローモードどうなんでしょうねぇ。
こちらが、ナローモードを有効にした場合の挙動を確認すればよかった。
そんなことはおいておいて、
今の所現在の周波数で20wで2年くらい運用していますが、
かぶり等のクレームは一切ありません。
現在の構成図
リグ:FTM-400XD(20w)
GW :HRI-200
GP :Comet GP-3 144/430MHz
デュアルバンド GPアンテナ 1.78m 430MHz:7.2dBi (5/8λ3段)
回線情報
Nifty光 10Gbps回線 -> 1Gbps switching Hub -> WIRES-X Host PC
お知らせ
2023年12月下旬にwires-xの制御用PCを入れ替えました。
入れ替え理由
APRSと同じPCに稼働させていたのですが、
どうも音声がリピートして聞こえたりおかしな動きになっていたので
APRSと完全に切り離しました。
おそらく処理能力不足だったのかな?とちょっと思ってます。
その後は安定して動作していると思われます。
当ノードにアクセスできる方は、どうぞご自由にご利用ください
将来的に下記のPCが良さそう。
縦置きで、CPUとかメモリーとかのモニタリングが可能。
こんPCゲットして動作確認しました。
とりあえず、Wires-Xのサーバprogramをインストールすれば
いつでも使える状況を確認しました。
周波数やアクセス可能地域や出力など
周波数は430.720MHz 出力20w GPで送信しています。
モービルではなく対GP固定なら千葉は野田市あたりまで、
埼玉は川口市あたりまで飛んでいるようです。
復調できる出来ないは置いておいて、
Sが51程度で神奈川県川崎市当たりまで入感している時がありますが
流石に、デジタルなので51では復調が出来ずアクセスも出来ないです。
アクセスマップ
今までワッチしたりReport頂いたりでアクセス出来た
実績がある場所をマーキングしました。
モービルで、Sメーターだけの確認から西葛西あたりまでアクセスはできるかと思います。
そのため荒川区町屋付近でも余裕でアクセス出来ます。
北千住当たりでもかなり強烈に入感しておりますので、
モービルホイップでも十分アクセス出来ると思います。
4号線沿い足立区から三ノ輪くらいまでなら十分FBに使えるかもです。
ご利用方法について
基本的に、ALLJACQルームデジタルに常時接続していますが、
60分を目処にご自由にチャンネル変更いただいて問題ありません。
時々、特定のルームへQSYでCQを出されてる局長様がいらっしゃいますので、
チャンネル変更してご利用ください。
使い終わりましたら、できるだけALLJACQルームデジタルに
戻しておいて頂ければ幸いです。
最悪戻さなくても60分後にALLJACQルームデジタルに
自動的にチャンネル変更されます。
当ノードチャンネル
963もしくは23788で検索をかけると出てきます。
基本誰もいないと思うので、仲間内でラグチューするのに使ってもらって問題ありません。
ルーム名 | 963-ROOM |
---|---|
ルームID | 23788 |
提供地 | 日本東京葛飾区 |
Access方法 | ワイヤーズネットワーク内からならどこからでもAccessOKのはず |
備考 | クロミちゃんルーム(仮)ご自由にお使いください |
注意事項
このノードは基本的に保証なしのオープン(パブリック)ノードです。
よって、動作不良が発生している場合も多々ございます。
その場合、他のノードをご利用いただくか、PDNなど代替接続をお願いします。
管理PC不調や無線機不調など、予告なく長時間停波
復旧不可能な場合、無期限で停波・閉局する可能もあります。
現時点としては、無線機は代替えが1台登録機として確保しています。
そのため、フルパワーで送信してますが
場合によっては、10w程度に出力を絞る可能性もあります。
不具合が発生している場合、一度記事中のトラブルシューティングを実施頂き
それでも、解消されない場合は、アマチュア無線運用日誌あたりか
jk1dxq@jarl.comにメールでお知らせ下さい。
外出している事も多く、すぐには対応出来ない可能性もありますので
その点ご理解頂けますようにお願い致します。
メンテナンス情報について
何かメンテナンスはこちらのサイトに記載するようにいたします。
繋がらない等あれば、こちらのサイトにて確認ください。
記載がない場合は管理PCがハングアップしている場合や
インターネットが切断されている場合があります。
ただ、このサイトと同じ回線にのってますので、
そのサイトが見えない場合は完全に回線の問題ということになります。
2024/01/12 18:08 機能追加リリース
トップページにも掲載しましたが、
ステータス監視情報の自動公開はこんな感じで実装しました。
ちょっとだけ、どうやって監視をしているのか見る?→WIRES-X監視
ちなみに右のサイドメニューの所も、監視結果によってアイコンを自動張り替えしてます。
WIRES-X Node Status 5分に1回自動監視
監視日付が古いままの場合は、PCだとシフトボタン+ブラウザーの更新アイコンをクリックすることで、最新のデータを取得可能。それでも、更新されない場合は、監視バッチが転けている可能性があるので管理者に連絡ください。
是非自動監視結果を掲示いただける方募集
是非、JK1DXQのノード監視情報を掲載しても良い方が
いらっしゃいましたら下記のページを貼り付けていただけると
右メニューバーにあるようなアイコンが表示されます。
横モデルもあるので、下記ページを確認ください。
設置報告は不要ですが、一方頂けると訪問させていただきます。
災害発生時
大変申し訳ありませんが、東京にて大災害(直下型地震等)が発生した場合
基本的に災害救助等の情報を最優先とさせていただきます。
また、停電時においても自宅が倒壊しない限りソーラー発電+蓄電池等を使い
Starlink衛星回線でノードを継続出来る様に極力努力いたします。
日中は、ソーラーパネルを使い電源を確保し設備を運用する。
夜間帯は、無線機の出力を最小にして、電源の節約し運用する。
無線LANの一般公開については、ワンタイムパスワードを発行し
YouTubeなどを見るためではなく、帯域を絞った形で家族などへの
連絡用に時間限定で公開する。
固定電話も設置し、安否報告に使ってもらえる様にする。
回線は、VoIPを使い衛星経由で仮想PBX経由で一般回線につなぎ混む。
衛星回線を使う為、被災地でもそこそこの回線速度を担保出来る。
ボランティアではあるが、地域の災害対策本部としての動き方が
できると思います。
今後については
この設備は、これ以上拡張の予定はありません。
20wを50wにすることはあるかも知れませんが
ただ、この周波数は2個目でして
1個目の周波数かなり遠い所にかぶってて
どいてくれと言われたことがあってQSYした事があります。
よって、これ以上の出力を上げる事も考えて折らず
ライセンス的には433MHz/144MHzなど50wまで可能ですが
上記のような理由により、下げる事はあっても
これ以上上げる事は考えておりません。
違法無線局との戦い💦
また、この430.720MHzは、やたらとトラック違法局が使っており
WIRES-Xのデジタル信号と良く喧嘩してます。
しったこっちゃないですけどね。
ただ、アナログ波が入感してる時はデジタル信号かぶして
送信はしない仕組みなので、あいだあいだで送信してるので
周波数の有効利用ですかね。
相手は、おそらく50wリグをお使いの様で、
良くデジタル信号にかぶせて、
あそこの現場今から向かいますってやってます。
困った物ですが仕方が無いです。
そろそろ本格対処を実施します
毎日朝9時頃から、おはようございます。から始まって、現場の場所やら
現場にあげる申請書の書き方などなども、話しされているようなので
数日ワッチしてるのを全部録画して、総務省に報告通報いたします。
Sも、最大59とかまで降ってることもあるので、この付近を毎日
走行されている物と思われます。全て会話ワッチして、スケルチが開いていない箇所を
全部切り詰めして、サンプリングした内容をCD-Rに焼いて80条報告書通報いたします。
流石に、Voipの周波数プランでFMで且つ、業務無線好勝手やられると大変なので。
430.720MHzで三郷あたりから埼玉寄りの都内で女性ドライバー1名・その他男性ドライバー3名が業務用無線としてアマチュア無線を業務使用している団体の皆様お気をつけください。全て録画されています。通報一歩手前です。話の中で知り得た現場名(重要これ通報されると、現場に入場できなくなり職を失いますよ)・名前・業務内容などの詳細をエビデンスをつけて関東総合通信局に通報する物と致します。だいたいの会話聞いてると、営業時間も丸裸なので。後高速を使って輸送されているのも分かってます。渋滞情報も頻繁にやりとりされていますしね。20wのVoipをかぶせて通信できているので、おそらく50w機をつかっているか、ダンプにGP等をつけてはしっているかどちらかです。普通考えると、前者でしょうけど。
まだまだ、同周波数で業務利用されている事が確認出来ておりますが
当局としてはお構いなくVOIPとして運用を行って行く所存ですので
よろしくお願いします。1つUpするか1つダウンするかしてもらえたら
多めに見ますよ。
20w機を使ってますが、この際なので50w機に交換も可能ですし
ダントラが50wでかぶせているのは知っているので
こちらも50wいきますか!!
アクセス報告掲示板にて報告してQSLカードを手に入れましょう。
アクセス報告掲示板から受信報告してください。
JARL経由ビューロ経由でQSLカードを発行して送付いたします。
申し訳ありませんが、JARL会員限定です。
報告いただきたい内容
APRS or WIRES
シグナルReport
受信もしくはアクセス出来た場所
コールサイン(JARLに加入している)
日付・時刻
その他コメントがあればお願いします。
WIRESで管理者と話してみたい
そんな要望なんてないかも知れませんが、
あれば、jk1dxq@jarl.com にメール頂ければ
時間あわせて、NtoNで会話しましょう。
D-STARとかもでられますが、
WIRESの963チャンネルでお話しましょう。
トラブルシューティング
WIRESでトラブルが発生した場合、試していただきたい事。
1.無線機の再電源投入で状況が変わらないか確認する。
それで変わらない場合は、ノード局側の可能性か
もしくは、八重洲無線側のサーバに障害が発生している場合があるので
そちらが解消するまで、不安定な状況が続く可能性あり。
2.このサイトに接続できない
WIRESのノードも同一回線に接続されている為
このサイトが見えない=インターネット回線にGWしている
回線がダウンしている場合がある。
ONU不調・光ルーター不調・上流回線不調等があげられる。
au光のトラブル情報を確認する。
3.ぶちぶち音声が切れるて聞こえる
これはよくあるパターンですが、インターネット回線から
流れてくる音声データが欠落してると、
そのタイミングで送信がいったん途切れます。
これらの原因は、だいたいが電波を出している側のロケーションが悪い
アクセスしているノード局の不具合、走行しながらモービル運用での
会話だったりでシグナルが変動している等の影響が多い。
よって、これも、相手側の問題に起因することから
こちら側では対応すべき内容はなし。
筆者的には、このVOIPの複合が出来なかった場合でも
PTTをオンの状態にして無音状態で数秒待つように
仕様変更いただきたいとは思います。
理由としては、無線機側のPTTを制御しているリレー摩耗が
進むと思うんですよね。流れてくるデータが悪いと
本当に、1秒単位でPTTがONとOFFを繰り返して
凄く、無線機が可愛そうです。
そのくらいで、そのほかは、ノード側で発生しているトラブルの場合
いくらやっても、障害を取り除かない限りは、事象が収まることはないです。