~目次~
1. アマチュア無線とは?
2. どうやったらアマチュア無線を始められる?
2.1 実際に検挙事例としては以下の通りです。
3. アマチュア無線国家試験で取得する方法
4. 養成課程に参加して取得する方法
5. 上級資格(第2級)eラーニングで取得
6. アマチュア無線資格毎の違い
7. 結局どの資格を狙えば?
8. 国家試験一発でうける場合の勉強方法
8.1 第4級
8.2 第3級
8.3 第2級
8.4 第1級
9. 第1級及び第2級国家試験過去問題
10. 国家試験日程情報
11. 合格率
12. 資格別免許取得者数
13. アマチュア無線は災害につよい?
14. 周波数帯による違い
15. ドローンにもアマチュア無線技師の免許が必要
16. バンドプラン
17. 会話の仕方
18. 第4級アマチュア無線技師免許を取得された方向けの情報
19. マウントオジサン出没記録
20. 14MHz出たい
アマチュア無線とは?
アマチュア無線は、個人的な興味によって行う無線通信であり、国内・海外と幅広く交信や無線通信技術への興味による通信が行われています。様々な楽しみ方があることから「趣味の王様」とも呼ばれ、日本国内で約37万人、世界で約300万人のアマチュア無線家がいると言われております。
国内外の見知らぬ人などとの会話や交信証の交換、交信相手や地域の数を競うコンテストや表彰するアワードなど、コミュニケーションとしての趣味を中心に、個人レベルでの無線通信技術の探求も魅力とされております。
近年、趣味の枠にとどまらず、災害ボランティアなどの社会貢献活動、ワイヤレス人材育成、教育活動や研究活動、国際親善、無線通信技術の実験・研究開発の促進など、地域社会や社会全体、電波の有効利用の推進などへの貢献が期待されており、その活躍の幅を広げています。
どうやったらアマチュア無線を始められる?
アマチュア無線は、国家資格なので、資格を持たずして運用すると電波法違反になり
検挙されて逮捕される可能性があります。
実際に検挙事例としては以下の通りです。
アマチュア無線国家試験で取得する方法
話がそれましたが、国家資格を取得する為に
1つは、国家試験を受験しある一定の点数を取れると資格が取得出来る。(第1級~4級)
ヒント:
○【アマチュア無線従事者資格の国家試験】
公益財団法人日本無線協会 電話番号:03-3533-6022
https://www.nichimu.or.jp/
養成課程に参加して取得する方法
もう1つは、養成課程を開いてくれているので
そちらで技術を習い、最後に簡単なテスト(第4級/第3級)に合格すると
資格が同様に取得出来る。
ヒント:
○【アマチュア無線従事者資格の養成課程】
一般財団法人日本アマチュア無線振興協会 電話番号:03-3910-7210
https://www.jard.or.jp/
株式会社キューシーキュー企画 電話番号: 03-6825-4949
https://www.qcq.co.jp/
上級資格(第2級)
第2級については、eラーニングで勉強し、特定の技術を身につけることで
最後は、会場にてテストに合格することで取得出来る。
現在の所、第1級については、国家資格を受験し合格する他ありません。
ただ、第1級と第2級の違いは出せる出力の違いのみなので
都市圏で1kw等の認可がなかなか下りないので
1kwを将来的に狙おうとする方か、資格ハンター的な方
一応、第1級も持っておこうと思っている方以外は
第2級あれば、アマチュア無線の全て出力以外制限が外れますので
第1級まではいらないと思っています。
アマチュア無線資格毎の違い
資格 | 概要 | 備考 |
---|---|---|
第4級 | HF帯1.8MHz~50MHz (10MHz/14MHz/18MHzを除く)10w / 144MHz~433MHz 20w / 1200MHz 10w (移動局:1w) | 2.4GHz / 5.6GHz / 10GHz それ以上もこの資格ででられる |
第3級 | HF帯1.8MHz~50MHz (10MHz/14MHzを除く)50w 144MHz~433MHz 50w 1200MHz 10w (移動局:1w) | |
第2級 | HF帯1.8MHz~50MHz 200w (移動局:50w) 144MHz~433MHz 50w 1200MHz 10w (移動局:1w) | EME(月面反射通信)で144/430/1200MHz で50wを越えた申請が認可される場合がある |
第1級 | HF帯1.8MHz~50MHz 1000w (移動局:50w) 144MHz~433MHz 50w 1200MHz 10w (移動局:1w) | 出力上限は無しと資格上なっているが、認可される上限は他への影響を考慮して1kwとされている(それ以上、流星群通信の研究で2kwの申請がなされた事例はあるが、結局認可されませんでした) EME(月面反射通信)で144/430/1200MHz で50wを越えた(500w)申請が認可される場合がある |
とあるクラブ局で144/430/1200でEME用500wが認可されたとある
https://blog.goo.ne.jp/lemon_1963/e/ff9dddb1e543b6db52b9116dc27c4422
結局どれを狙えば?
アマチュア無線の周波数縛りがあるので、4級でも十分楽しめるとは思いますが
第3級は、出力こそ移動局で出せる出力を最大までだせますが
10MHz/14MHzがクリアー出来ず、いわゆる中途半端さを感じます。
第2級をとれば、それもクリアーにできて、且つ固定局の申請なら
HF帯域200wまでだせるので、ある程度DX(海外通信)も狙えると思います。
まずは、手始めに第4級をとってみて考えて見ましょう。
個人的には、4級持っていれば、かなり広範囲で遊ぶ事が出来るので
4級しか持っていない人がほとんどです。
国家試験一発でうける場合の勉強方法
第4級
これについては、私もその勉強の仕方で一発合格しましたが、
Amazonなどで、完全丸暗記第4級という本が売られてます。
これをほぼまるっと丸暗記してしまえば、サクッと合格出来ます。
下記で詳細を確認してください。毎年20XX年用というのが発売されます。
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ヒント:
勉強期間は、だいたい本気でやれば1ヶ月位で行けます。
全く書いてる内容が分からなかった私でも、中学1年の時取得出来ました。
第3級
第4級に毛が生えたくらいの難易度ではありますが、
こちらもAmazonで要点マスター3級が発売されています。
そちらで、丸暗記しつつモールス信号を覚える必要があります。
https://amzn.to/4aYHm48
モールスについての覚え方は次のページに書きました
モールス(CW)覚え方
ヒント:
勉強期間は、2週間でCW暗記が2週間でだいたい1ヶ月ほどあれば
本気出せば1週間で行ける人もいます。
第2級
こちらは、基礎を理解して、計算問題を解ける実力が必要です。
第4級と第3級のように暗記してしまう方法が使えないので
まじめに勉強するしか方法はなさそうです。
基本的に参考書を使って理解して、過去問をどんどん解くしか方法はなさそう。
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https://amzn.to/41W6ULa
第1級
2級と同じ方法しかなさそう。さらに言うと、第2級より
重箱の隅をつつくような問題が多数出題されるので
ある程度、斜めから見た視点での質問等も答えられるようじゃないと
受かるのは難しいと言われている。
https://amzn.to/48SGCvD
https://amzn.to/3ShHJ2s
第1級及び第2級国家試験過去問題
興味があったら第1級及び第2級アマチュア無線技師国家資格過去問題を
下記にアップしています。解答もつけているので見てください。
アマチュア無線第1級及び2級過去問題置き場
国家試験日程情報
アマチュア無線国家試験情報について下記に情報を掲載してあります。
アマチュア無線国家試験情報
合格率
https://musenboya.com/blog/all-musen-info/ からおかりしました。
資格別免許取得者数
バンドプラン
アマチュア無線は、使える周波数がかなり膨大にあるので
その中で自由にどうぞって訳にはいかず、法律で定められている訳ではないが
JARLが主導して、各周波数でバンドプランという奴を定義されている。
アマチュア無線家は、そのバンドプランで運用していく事となる。
各周波数見て行きましょう。
(令和5年9月25日施行版)常に変わって行くので要注意
https://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/A-3-0.htm
CW | モールス通信 |
---|---|
狭帯域の全電波型式 | SSB |
狭帯域データ | SSBによるデータ通信 |
全電波型式 | 特に定めず |
広帯域の電話・電信・画像 | FMによる会話・電信・画像送信 |
広帯域データ | FMによるデータ送信 |
ビーコン | ビーコン送信用 |
ATV・高速データ | ATVなどの動画データの送信・高速データ通信用 |
VoIP | インターネット網内を通っている通信(D-STAR/WIRES/EchoLink等) |
衛星 | 衛星通信 |
アシスト | D-STARレピータ局相互間を接続するアシスト局(中継専用)間の無線中継回線 |
レピーター | 中継機通信 |
EME | 月面反射 |