周波数帯による違い

アマチュア無線は、本当に色々な周波数から送信が出来る
昔は趣味の大様と言われていました。
そんななか色々な周波数でられる中、
それぞれの周波数がどんな特性かを書いて行こうと思います。

周波数帯特徴

2400MHz~10GHz運用者は数えるほどしかいません。
無線機も今までは自分で用意するしかなかったですが、ICOMがIC-905をリリースした為、市販のリグで利用が容易になった。
ただ、通信はスケジュールや日程を合わせた通信がマストとなる。
1200MHzバンド幅が40MHzと非常に広いため様々なモード(電波型式)が利用できます。
ただし、CQ出しても繋がる事は希です。
1波長25cmとアンテナ精度が求められる研究に適したバンドとなります。
433MHz地方では運用者が少ないが、都市部では入門バンドとなっており利用者も多い。
ダンプ・トラックが業務無線に使っている事が多い。
1波長70cmなので、アンテナも小型で設置しやすい
145MHzMモードを中心に利用者が最も多い。
山頂から運用する方も多数いる入門バンド
ただ、首都圏は都市ノイズがかなり強烈に入るので使われにくい。1波長2mとアンテナも小型で運用しやすい。
APRSなどで使われている。
50MHzeスポシーズンには大変盛り上がる周波数。
1wで数百キロ飛んだりします。1波長6mとアンテナ設置にはあまり苦労しない。
28MHzHF帯で一番高い周波数でバンド幅も広い。
HF帯で唯一FMモードによる交信が許可されている。
1波長10mと短めのアンテナでも十分楽しめる。
24MHzコンディション次第で遠距離交信も可能です。
あまり人気がないですが、FT8などの普及により運用する局が増えました。
1波長12mとなります。
21MHz国内交信と海外交信が可能ですが、電波は不安定で時間帯や季節によりコンディションにより変化します。1波長15mとなります。
18MHz14MHzに似た特徴があり海外交信に向いています。1波長17mとなります。
14MHz海外交信のメインバンドです。1波長20mとなります。
10MHz電波が安定しており遠距離通信に向いています。
1波長30mとなります。
7MHz一日中国内の遠距離交信が盛んに行われています。
1波長40mなので、そこそこアンテナが大規模化しやすいですが、短縮コイルなどで工夫をして、小規模なアンテナで運用されている局も多々います。
当局も短縮コイルなどは使っていませんが、アンテナチューナーで無理やり特性を併せて電波を飛ばしています。
3.5/3.8MHz夜間特に夕方と早朝によく飛びます。ただ、1波長80mなのでアンテナ設備が大規模になりやすい。
1.9MHz昼間は地表波による伝搬が中心で、夜間帯は電離層反射で遠くまで飛びます。ただ、1波長が160mあるので、アンテナ設備が大規模になりやすい。
135kHzAMラジオ帯と同じ特性を持つ周波数帯で、1波長2000mを越えるのでアンテナ自体大規模以外の選択肢がないです。また、無線機もこの周波数帯出られる無線機は市販されていません。

結果

入門でおすすめなのは、433/144のデュアルバンドトランシーバーで
D-STARやWIRESなどが使える無線機を使う事で
大がかりなHF帯のアンテナや、高価な無線機を買わなくても
VoIP技術を使う事で遠距離が可能なのでおすすめです。

HF帯は、アンテナなどの調整がかなり必要な上、ある程度仕組みが分かっていないと
まず、きれいに電波は飛んで行ってくれません。電波が飛ばないアンテナに
無理に出力を入れていると、SWRという反射波が発生し
無線機をもれなく破損されるということが発生します。
144/430MHz帯は、よっぽど変な特性のアンテナを使わない限り
そのようなことがあまり発生しませんので
GPを買ってきて、屋根に取り付けるだけで楽しむ事が出来る。